契約したい、と思った部屋が見つかったら、実際に契約書をかわす前にいくつか次のことを確認しておきましょう。まず、契約後の家の管理は誰が行うのか。これは、『不動産会社が管理』している場合と『家主自身が管理』の2パターンがあります。それによって、トラブル時の連絡先が異なってきます。その他、ペットは飼えるのか、楽器演奏やミシンの使用は可能か、使わない家具は引き取ってもらえるか、などもおさえておきたいポイントです。
仮契約時に支払う申込金は、契約を取り消した場合でも返還されません。最終的な契約書は家主・借り主の双方が保管します。
・申込金 家賃1カ月分(仮契約時に支払う。本契約時に前家賃に充当)
・保証金 家賃2カ月分。
・仲介手数料 家賃0.5カ月分
・印紙税 家賃3%程度
・弁護士費用(弁護士を通した契約の場合のみ)
・入居者保険(任意:HK$1,000程度)
・契約費用
※ケースによって異なるので必ず事前に確認を
現地での身元を証明する書類が必要になります
・在職証明書
・商業登録書のコピー(法人契約の場合)
・在学証明書(学生の場合)
・香港IDカード、またはパスポートのコピー
※契約によって異なります
・契約発生日・満了日の日付
・FIX期間(途中退去できない)
・OPTION期間の確認
・家賃/管理費レーツ(不動産使用税)それぞれの支払い責任者の確認
・家賃の支払日、支払方法
・契約期間
・付帯家具・家電
・中途解約を想定する場合は特約条項を
・家主/入居者の名称およびスペル。身分証明または商業登録書の番号
契約期間は、通常2年間。中途解約に備えて、2年目から予告をすれば解約ができる"1年間フィックス・1年間オプション"の形態をおすすめしています。
解約の予告は2カ月前が目安。保証金(通常は家賃2カ月分)は、原則として解約時に全額返還されますが、未払いの光熱費や、部屋の補修費(自然磨耗以外のもの)が差し引かれる場合もあります。保証金の精算は通常1カ月以内とされていますが、まれに、即時返還されないことも。解約後即帰国という場合は注意すべきでしょう。
日本人入居者は、部屋の使い方や家賃の支払いがきちんとしているので、家主の間で人気があります。香港での契約は日本のように印鑑を使わず、本人のサイン(署名)をもってなされます。このサインは本人であることを証明する大切なもので、銀行の口座開設をはじめ、香港の生活上のさまざまな契約にかかわってきますので、あらかじめ形を決めて、統一するとよいでしょう。
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